行事食レシピ一覧

昔ながらのちらし寿司

昔ながらのチラシ寿司 ひな祭り 日本の行事食

ひな祭りの食卓を華やかに彩るちらし寿司。えび(長生き)、れんこん(見通しがきく)、豆(健康でまめに働ける)など縁起のいい具を飾るちらし寿司はお祝いの席にぴったり♩「一生食べるものに困らないように、幸せに暮らせますように」という祈りを込めていただきましょう!

材料(3合分)

▼寿司飯…約1,000g

米…3合
寿司酢
●米酢…大さじ4
●砂糖…大さじ2
●塩…小さじ1と1/2

▼寿司具材

①しいたけの煮物
干し椎茸…50g
水…400ml
●しょうゆ…大さじ2
●みりん…大さじ2
●砂糖…大さじ2
※つくりやすい分量。残ったら作り置きおかずなどに。

②かんぴょうと人参の煮物
かんぴょう…30g
人参…1/2本
●昆布だし 1カップ
●砂糖 大さじ3
●みりん 大さじ3
●しょうゆ 大さじ3
●酒 大さじ2
●塩 小さじ1/2
※つくりやすい分量。残ったら作り置きおかずなどに。

▼飾り具材

①甘酢れんこん
れんこん…300g
塩…ひとつまみ
甘酢
●酢…1/2カップ
●砂糖…大さじ5
●塩…小さじ1/2
昆布だし…1カップ
②錦糸卵
卵…3個
●砂糖…大さじ1
●酒…小さじ2
●塩…ひとつまみ

③海老…6〜7尾
④スナップエンドウ…3〜5さや
⑤しいたけの煮物(寿司具材のもの)…1〜2まい
⑥いくら…お好みの分量

作り方

【1】各具材を準備する

▼寿司具材
①しいたけの煮物

・干し椎茸は切らずに400mlの水で戻す。(約6時間程)
※干ししいたけの戻し時間は6時間ほどかかる場合もあるので早めに準備を。
商品パッケージの裏面に記載してある戻し方を参照する。
※濡らしたキッチンペーパーをかぶせると戻しやすい。
・しいたけが柔らかくなったら軸を切り落とす。
・戻し汁は後で使うので、茶こしなどでこし、残しておく。
・鍋に椎茸、戻し汁、●の調味料すべてを入れ中火にかける。
・沸いたらアクをすくい取りる。
・アクをのぞいたら弱火にして、落し蓋をし15分ほど煮る。
・落し蓋を取りさらに5分〜10分程、煮汁が少なくなるまで煮詰める。

※冷蔵庫で4〜5日ほど作り置き可
※冷める時に味が染み込むので前日などに作っておくと良い

②かんぴょうと人参の煮物

・かんぴょうはきれいに洗い、水に10分間ほどつけて戻す。
・戻ったら水けをきって塩小さじ1/2をもみ込み、よく水で洗う。
・にんじんは千切りにする。
・鍋に湯を沸かし、薄めのかんぴょうは5分間、厚めのものは15分間ほど、
柔らかくなるまで下ゆでし、ざるに上げる。
・鍋に●の調味料を合わせて煮立て、かんぴょうを加える。
・落としぶたをし、弱火で10分ほど煮て、にんじんを加える。
・さらに5分〜10分程煮汁が少なくなるまで煮る。
・火を止めて冷まして味を染み込ませる。
※冷蔵庫で4〜5日ほど作り置き可
※冷める時に味が染み込むので前日などに作っておくと良い①のしいたけの煮物は飾り用に1〜2まい残し、7mm角程に細かく刻む。
②のかんぴょうはキッチンペーパーなどでぎゅっと握りしっかりと水気を切り7mm角程に細かく刻む。(にんじんはそのまま)
※かんぴょうの水気が残ると、寿司飯がべちゃっとするので、しっかり水気を切ることが重要

▼飾り具材

①甘酢れんこん

・●の甘酢の調味料と昆布だしを合わせ漬け込み液を作っておく
・れんこんは5mm程の幅で輪切りにし、水にさらしアクをとる。
※花れんこんの飾り切りにするとさらに華やかに。
・鍋に湯を沸かし塩をひとつまみとれんこんを入れ3〜4分ほどゆで、ざるにあげる。
・冷めたら甘酢の漬け込み液にれんこんを漬ける。

②錦糸卵

・ぬれ布巾を用意しておく。
・ボウルに卵を割り入れ、さっと溶き混ぜたら●の調味料を入れ、よく溶き混ぜる。
・フライパンにサラダ油小さじ1/2ほどを入れて中火で熱する。
・フライパンに薄焼きとなるくらいの分量の卵液を加え、すぐにフライパンを傾け、フライパン全体が均一になるように卵液を流し広げる。
・卵液の底面が固まったらフライパンに蓋をし、すぐにぬれ布巾にジュっとあてて、そのまま1~2分待つ。
・表面が固まっていたら完成。箸やフライパンが冷めていたら指で卵を取り出す。
・すべての錦糸卵が焼けたら、乾いたまわりの端の部分を切り落としてから、幅をそろえて重ね、端から細切りにする。

③海老

・殻をむき背わたをとる
・鍋に湯を沸かし海老を入れる。赤くなったら取り出し冷ます。
※海老は茹ですぎると硬くなるので注意。取り出した後も余熱でさらに硬くなるので赤くなったらさっと取り出すぐらいでOK。

④スナップエンドウ

・さやを取る
・鍋に湯を沸かし塩をひとつまみとスナップエンドウを入れ1分〜1分半ほどさっと茹で取り出し冷ます。
※スナップエンドウは茹ですぎるとくたっとなるので注意。
取り出した後も余熱でさらに柔らかくなるのでさっと茹でるくらいでOK。

⑤しいたけの煮物(寿司具材のものから抜き出す)

・7mmくらいの厚さに切る(その他お好みの切り方でOK)

【2】すし飯をつくる

※寿司桶を使う場合は、事前にしっかりと水にぬらして水を吸わせ、水気を拭き取る。
・●の寿司酢の調味料を全てボウルに入れ、しっかりと混ぜ合わせる
※塩と砂糖はご飯の熱で溶けるので多少粒が残っていたも大丈夫。
・炊きたてのご飯を寿司桶またはボウルなどに入れ、
寿司酢をしゃもじに伝わせるようにして、全体にまわしかける。
・まず桶の下からしゃもじをすくうようにご飯を混ぜ、
ある程度混ざったら今度はしゃもじでご飯を切るように混ぜ合わせる。
・ご飯が一粒一粒に光沢が出て全体に寿司酢が馴染んだら、うちわであおぎ、
時々ご飯を上下混ぜ合わせながら、人肌の温度まで冷ます。
・【1】で作ったしいたけ、かんぴょう、にんじんを混ぜ込む。
※出来上がったら、ご飯が乾燥しないよう濡らしたふきんを被せておく。

【3】飾る

昔ながらのチラシ寿司 ひな祭り 日本の行事食

・【2】のすし飯に錦糸卵を全体に広げる
・酢れんこん、海老、スナップエンドウ、しいたけ、いくらをお好みに飾る。