お盆 8月13日〜8月15日

「お盆」は先祖の霊を迎えて供養する仏教行事です。

お盆参りに行ったり僧侶にお経をあげてもらったりします。

正式には「盂蘭盆会」といい、「盂蘭」は「苦しみを救う」「盆会」は「供えものをして仏を供養する」という意味があります。これは釈迦の弟子である木蓮が地獄に落ちた母の霊を助けるために釈迦の教えを請い、七月十五日に供養したことに由来されるとされます。この盂蘭盆会と、正月とお盆に先祖の霊を迎える日本の「魂祭り」が合わさってお盆が生まれたようです。

一般的には、十三日の夕方に霊が道に迷わず帰ってこられるように、「迎え火」をし、十翼日の夜に「送り火」をして霊を送ります、。盆棚には、季節の果物や野菜などとともに、先祖の乗り物とされるキュウリやなすで作った馬と牛(精霊馬)を飾ります。

お盆の行事食

白玉団子

お盆では先祖を迎える時(迎え団子)、帰る時(送り団子)といい、浄土のお土産の2回作る。形や盛り方は地域によって様々。

そうめん

細く長いことから、長生きや、家運が長続きするという意味がある。古くから祝い事などで食べられる。

お盆にそうめんを供える風習は全jっこくにみられ、下げたそうめんは親類縁者が集まって食べることが多い。また、流しそうめんは夏の風物詩の一つ。

型菓子

もち米を炒って粉にしたものを木型に詰めて抜いたお菓子で、「落雁」ともいう。蓮、菊、末広などの形があり、見た目が華やかで、日持ちが良いため、不祝儀やお祝いに使われてきた。お盆に限らず、日常的に仏壇に供える地域もある。

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