節分の日に「鬼は外」「福は内」と大声でさけびながら豆まき、年齢より1つ多い数の豆を食べをするのが定番ですね。最近はこれにくわえて節分に恵方巻きを食べる習慣も根づいてきました。
「節分」にはもともと「季節の分かれ目」という意味があります。由来は中国にあり、中国では大晦日にあたる立春の前日に、豆で鬼を払う儀式「追儺の式」が行われるなど、さまざまな厄払いを行なっていました。
それに習い、日本でも春の節分に邪気をはらい、「不幸や災いがない1年になりますように」と願い、豆まきなどをするようになりました。
節分の行事食
恵方巻き
恵方巻きを食べる習慣は、もともとは大阪商人が商売繁盛を願って始めたとされます。
七福神にちなんで、7種の具材を入れ、そのとしの恵方を向き丸かぶりします。
縁が切れないように包丁で切らず、福が逃げないように無言で願い事をしながら1本を食べきります。
大豆
大豆には穀物の霊が宿り「魔を滅する」力があるとされており、豆まきに使われます。
「鬼は外」「福は内」
昔は節分の翌日に1つ歳をとるという考え方から、年齢より1つ多く食べる。